蒲焼きを作るの記
マーケットの魚屋がウナギを売っていた。はじめての事で中小2匹買った。ウエブで調べてやったのだが,1匹目は包丁が切れないせいもあるが,骨が上手く取れなかった。それでも何とか串に刺してサンヨーの魚焼器で焼いたが、手引きに焼け焼け,タレはまだまだ付けるな、などと書いてあるので、焼きすぎて失敗し,まるで干物のようになってしまった。今日は中サイズのウナギで勝負だが,包丁を何度も研いだせいもあり何とかさばけた。串にも上手くさせて,ご覧のように焼き方もほどほどにして,レッドワイン(キャンティ)も買ってきて,食べたら美味かった。何というか素朴な美味さだ。ただみりんと醤油を半半にして,焼いた骨を入れて煮込んだタレが砂糖を入れないせいか一寸辛かった。二切れ残して全部食べてしまった。今週も売っていたら,今度は大きいウナギで試してみようか? トマトを切ってみたら包丁がメチャ切れるようになっていた(笑)。思い出した。この頃中国産だと嫌だと思ってサンライズマートで蒲焼きを買わない。それで山椒を切らしていた。残念。





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科学技術がプログラミングしていた地上生命の絶滅
日常生活で、プラスチック製品は、無くてはならないものだ。私もあらゆる食品はそれでラップして冷蔵庫に入れ、ご飯もプラスチック容器に入れて冷凍している。 食品を電子レンジでチンする場合も当然、それが可能なプラスチック容器に入れ、あるいはラップでカバーしている。食品とプラスチックはもう切っても切れないわけであるが、ところが、そのプラスチックから、化学物質が溶け出して食品を汚染しているという。
その化学物質には,女性ホルモンの生成を促す物資(合成エストロゲン)が含まれているものがあって、地上のあらゆる生物の雌化を進行させていると言うから恐ろしい。それどころか殺虫剤や農薬のせいで、水にも空気にも化学物質が含まれてもはやどうにも出来ないところにまで来ているらしい。
世界中の大学の研究室が、1990年代に、お互いに知らずに研究を続けてこの恐るべき事実に気が付いた。けれど人間による実験だけは出来ないけれども、男性に異常な女性ホルモンの増加が認められることは広く知られているという。地上の生物は次々と代を重ねつつ、種として存続してきた。その生存が脅かされるようになり、今では毎日100もの種が絶滅して行く (この事実には工業会社の研究所も反論できないだろう)。
食物連鎖の形が崩れ、食べるものが無くなって死ぬのか、あるいは環境が損なわれて死ぬのか、その原因については、私はよく分からなかった。しかしここではハッキリ、男性(雄)の女性化によって、精子の数が少なくなり(過去50年間に人の精子が半減したという)、次の世代が生まれないことによって、絶滅する形=生殖系異常が示されたのである。
プラスチックにラップされたアジの干物
最近では女性に関心を持たない男性が増えたということをデータが示している(「交際している異性がいない」男性:61.4%、女性:49.5%、このうち「交際を望まない」 男性:45%、女性:45.7%、2010年調査、18~35才、7000人対象、日経新聞)。独身のまま一生を終わる男女が増えるというデータである。
日本で少子化が問題となるが、中国などでは人口爆発を押さえるために子供を1人以上産むことは禁じられている。いずれにしても世界的に見れば,科学技術の発達によって、人間は死ななくなり、世界人口は限界にまで膨れあがっている。ところが一方でじわじわと絶滅の時が近づいているのである。人間だけが膨らむことによって、食物連鎖の下位生物群から順に絶滅しつつある。
粉乳に含まれる化学物質にも、女性化を促進するものがいくつか含まれているが,何とPCBとかダイオキシンまであるという。 私はそう言うものは汚染された泥土にあるものと思っていたが、それではやはり母乳が良いのだろうと思ったら、実は母乳にも同じものが含まれているという。世界中の若いお母さんの母乳にダイオキシンやPCBが含まれているのである。そうしてそれは新生児の体内に移行する。
ワニではチンチンの小さい異常が多く認められたという。チンチンが親指ほどの白人美男子に出会ったという、ある若い女性の証言は、実は決してまれな事例ではなかったことになる。しかも今後どんどん増えてくるだろう。これは昔の男からすると少し愉快だが(笑)、いや笑い事ではない。一方このエストロゲンに胎内で曝された女の子はガンになるという。
本棚に、環境ホルモン汚染の恐怖「雌化する自然」(集英社 1998)という本を見つけた。何年も前にブックオフで買って、そのまま本棚に入れてあったのだと思う。人間は種族や国家間で覇権を争うだけでなく、その種族の間でも知恵と力と富の優劣を争う馬鹿な生き物だ。確かに昔に比べれば,科学技術の進歩によって、産業革命の後、「貧、病、老、死」は癒された。先進工業国での話だが、食べられないで苦しむことはなくなり、多くの病から解放され、人は長く生きるようになった。 けれどその科学技術が人類を含めた地上の生命全体の絶滅をプログラミングしていた。
その化学物質には,女性ホルモンの生成を促す物資(合成エストロゲン)が含まれているものがあって、地上のあらゆる生物の雌化を進行させていると言うから恐ろしい。それどころか殺虫剤や農薬のせいで、水にも空気にも化学物質が含まれてもはやどうにも出来ないところにまで来ているらしい。
世界中の大学の研究室が、1990年代に、お互いに知らずに研究を続けてこの恐るべき事実に気が付いた。けれど人間による実験だけは出来ないけれども、男性に異常な女性ホルモンの増加が認められることは広く知られているという。地上の生物は次々と代を重ねつつ、種として存続してきた。その生存が脅かされるようになり、今では毎日100もの種が絶滅して行く (この事実には工業会社の研究所も反論できないだろう)。
食物連鎖の形が崩れ、食べるものが無くなって死ぬのか、あるいは環境が損なわれて死ぬのか、その原因については、私はよく分からなかった。しかしここではハッキリ、男性(雄)の女性化によって、精子の数が少なくなり(過去50年間に人の精子が半減したという)、次の世代が生まれないことによって、絶滅する形=生殖系異常が示されたのである。

最近では女性に関心を持たない男性が増えたということをデータが示している(「交際している異性がいない」男性:61.4%、女性:49.5%、このうち「交際を望まない」 男性:45%、女性:45.7%、2010年調査、18~35才、7000人対象、日経新聞)。独身のまま一生を終わる男女が増えるというデータである。
日本で少子化が問題となるが、中国などでは人口爆発を押さえるために子供を1人以上産むことは禁じられている。いずれにしても世界的に見れば,科学技術の発達によって、人間は死ななくなり、世界人口は限界にまで膨れあがっている。ところが一方でじわじわと絶滅の時が近づいているのである。人間だけが膨らむことによって、食物連鎖の下位生物群から順に絶滅しつつある。
粉乳に含まれる化学物質にも、女性化を促進するものがいくつか含まれているが,何とPCBとかダイオキシンまであるという。 私はそう言うものは汚染された泥土にあるものと思っていたが、それではやはり母乳が良いのだろうと思ったら、実は母乳にも同じものが含まれているという。世界中の若いお母さんの母乳にダイオキシンやPCBが含まれているのである。そうしてそれは新生児の体内に移行する。
ワニではチンチンの小さい異常が多く認められたという。チンチンが親指ほどの白人美男子に出会ったという、ある若い女性の証言は、実は決してまれな事例ではなかったことになる。しかも今後どんどん増えてくるだろう。これは昔の男からすると少し愉快だが(笑)、いや笑い事ではない。一方このエストロゲンに胎内で曝された女の子はガンになるという。
本棚に、環境ホルモン汚染の恐怖「雌化する自然」(集英社 1998)という本を見つけた。何年も前にブックオフで買って、そのまま本棚に入れてあったのだと思う。人間は種族や国家間で覇権を争うだけでなく、その種族の間でも知恵と力と富の優劣を争う馬鹿な生き物だ。確かに昔に比べれば,科学技術の進歩によって、産業革命の後、「貧、病、老、死」は癒された。先進工業国での話だが、食べられないで苦しむことはなくなり、多くの病から解放され、人は長く生きるようになった。 けれどその科学技術が人類を含めた地上の生命全体の絶滅をプログラミングしていた。
テーマ:博物学・自然・生き物 - ジャンル:学問・文化・芸術
ギリシャの旅 名にし負うデルフィ詣で
デルフィへ行くバスのターミナルと行き方はシンタグマの国営インフォメーションで聞き、時刻表ももらった。オムニのバス停から024のバスに乗ったが、キップがなければバスは乗れない。降りて買ってくれといわれたがそれではデルフィ行きのバスの時刻に間に合わないので、困ったら、乗っていていいと運転手がいってくれた。それで地下鉄のチケットで乗れるのではないかと気が付いて、聞いたらOKといった。
地下鉄のチケットは有効時間の異なるものを売っている。一時間半有効が1ユーロ、24時間有効で3ユーロである。ちょうどまだ有効範囲内だった。早めに出たのに、デルフィ行き発車10時30分ぎりぎり6分前くらいにターミナルBに着いた。これに乗り遅れると日帰りは厳しいと言う時間。
幸い好天に恵まれて、バスの窓から見事な入道雲を見る。光りが当たって遙かに遙かに遠くそこに天上世界があるように見える。日本でこんな見事な入道雲を見たことがないという気がする。全行程3時間、東京から箱根までの約2倍の距離だ。途中で行きも帰りも休憩するレストランがあり、そこで14分バスが止まってトイレに行ったり飲み物を買ったりする。

入道雲 デルフィに近く
紀元前5世紀頃、アテネからデルフィまでの旅は結構大変だっただろうと思う。有名なギリシャ悲劇「オイディプス王」のストーリーでは、デルフィで「父を殺し母と交わる」という神託を受けたオイディプスが、路上で戦車に乗った老人と口論になり、叩かれたので戦車ごと谷に突き落として殺してしまうが、従者の1人が生き延びて、やがて、殺したのが父であることを知るという。このストーリーはあまりにも有名で、ギリシャ悲劇の最高傑作とされている。
オイディプスが生まれる前に「おまえは子供に殺される」という神託を父の王が受けて生まれた赤子を殺すよう命じたというから、このストーリーの基本はデルフィの神託が未来を正確に予言して、アア、恐ろしや、と言うことにあるから、私はどうもなぜこの悲劇がそれほど受けるのか分からない。子と交わったと知った王妃が自殺するから、それからオイディプスは目を潰してしまうほどだから、近親姦は相当決定的タブーだったのである。今では娘と交わる父はアメリカではありふれているし、最近は隠れてしまったが息子と交わる母が日本では問題になっていた位で、随分と古代のタブーは影が薄くなった。それどころかホテル・ニューハンプシャーという古い映画は、姉とやりまくる話だった。で、これもかなり私には違和感がある。
このシャーマニズムと神話的世界観への反発から古代ギリシャ哲学が生まれたというから、当時でさえ馬鹿らしいと思う人が多かったのである。それにまた、一方で同性愛が賛美されていた事も知られている。
私は最近ではアートの理性優先主義に嫌悪を感じるけど、人間が憑依状態で神の声や死者の声を聞けるという事はまったく信じない。人間の脳などは単に物質の反応を司る器官で、だから簡単に狂う。遠くで起こったことを知る能力があるという点は、それと自分の死期とかの予感があることは信じなくはない。しかしこれから起こることなど分かるわけ無いじゃないか。
けれども、一方でこのデルフィへの行路がこの悲劇の要の舞台になっているから、強い日差しと澄み渡る空は、数千年の時を越えてこの行路と物語に共鳴する不思議なリアリティをもたらす。
さて話をもどして、だんだん山道にさしかかりやがてデルフィに到着したかと思ったが、降りる人がほとんどいないので椅子に座っていたら、運転手が「デルフィだよ」と促してくれた。デルフィが終点だと思い込んでいたが、バスはもっと先に行くのである。慌てて降りた。

遺跡と観光客 アテネ人の宝庫

オリンポス神殿 シアター
人影もない土産物屋やレストランの並ぶ商店街を通り抜けてかなり戻って、人に聞いて左手の山腹にある遺跡の入り口を入る。左手に考古学博物館があり、その先にチケット売り場があった。深い山の中の一つの険しい山腹に、デルフィの遺跡が広がっていて、上りながら、宝物庫跡、アポロン神殿、劇場、と写真を撮りながら登っていって最後の頂上に近いところにスタジアムがある。
岩が危険なので登らないようにと言う注意書きが英語でも書いてある。登らないと見えない。けれどもっと先に行くとちゃんとスタジアムの全体が見えて写真にも撮れるのである。戻るときに見たらアジア人の女性がその危ない岩の上に上がろうと試みていたので、もっと先に行けば見えると教えた。やっぱり専用ツアーバスで来た日本人だった。他に目立つ団体客は、先生に引率された小学生たちだった。彼らは劇場だけ見て帰ってしまった。その他はそれほど観光客で混んでいなかった。

スタジアム スフインクス
降りてから考古学博物館を見た。デルフィの遺物はこの博物館に置かれているのである。世界の中心という臍の石も置いてあった。私が興味を持ったのはスフインクスの像だった。キリスト教を国教とするビザンチン帝国によってデルフィの神託所は廃止され、遺跡は荒れるに任されたのか、あるいはその時に破壊されたのか、ここの彫刻もレリーフも完全な姿を止めたものは少ない。
さて気が付いたら4時のバスで戻れる時間だった。で大急ぎで見て息を切らしてバス停に戻った。アテネに向かって道の右側でバスを待ったがなかなか来なかった。うろうろしていたらそっちにいろと案内所の店主に注意された。やっとバスはやってきて、明るいうちにアテネに帰り着いた。
まだ時間があったので、シンタグマの賑やかな通りERMOUに行ったら、ファッショナブルな若い女性たちで賑わっていた。しかし皆体格がよい。多分子供の時からアフロディティとかを見て育っているからか、ギリシャの女性は皆健康的に太っていた。東京とは対照的だ。金曜日だったが、もう一度土曜に行ったら、まったくそういう女性たちの姿はなく、店もかなり閉まっていた。
オリンピアの神々の巨人族(ガイアの子供)との戦い シンタグマのERMOU通り
地下鉄のチケットは有効時間の異なるものを売っている。一時間半有効が1ユーロ、24時間有効で3ユーロである。ちょうどまだ有効範囲内だった。早めに出たのに、デルフィ行き発車10時30分ぎりぎり6分前くらいにターミナルBに着いた。これに乗り遅れると日帰りは厳しいと言う時間。
幸い好天に恵まれて、バスの窓から見事な入道雲を見る。光りが当たって遙かに遙かに遠くそこに天上世界があるように見える。日本でこんな見事な入道雲を見たことがないという気がする。全行程3時間、東京から箱根までの約2倍の距離だ。途中で行きも帰りも休憩するレストランがあり、そこで14分バスが止まってトイレに行ったり飲み物を買ったりする。


入道雲 デルフィに近く
紀元前5世紀頃、アテネからデルフィまでの旅は結構大変だっただろうと思う。有名なギリシャ悲劇「オイディプス王」のストーリーでは、デルフィで「父を殺し母と交わる」という神託を受けたオイディプスが、路上で戦車に乗った老人と口論になり、叩かれたので戦車ごと谷に突き落として殺してしまうが、従者の1人が生き延びて、やがて、殺したのが父であることを知るという。このストーリーはあまりにも有名で、ギリシャ悲劇の最高傑作とされている。
オイディプスが生まれる前に「おまえは子供に殺される」という神託を父の王が受けて生まれた赤子を殺すよう命じたというから、このストーリーの基本はデルフィの神託が未来を正確に予言して、アア、恐ろしや、と言うことにあるから、私はどうもなぜこの悲劇がそれほど受けるのか分からない。子と交わったと知った王妃が自殺するから、それからオイディプスは目を潰してしまうほどだから、近親姦は相当決定的タブーだったのである。今では娘と交わる父はアメリカではありふれているし、最近は隠れてしまったが息子と交わる母が日本では問題になっていた位で、随分と古代のタブーは影が薄くなった。それどころかホテル・ニューハンプシャーという古い映画は、姉とやりまくる話だった。で、これもかなり私には違和感がある。
このシャーマニズムと神話的世界観への反発から古代ギリシャ哲学が生まれたというから、当時でさえ馬鹿らしいと思う人が多かったのである。それにまた、一方で同性愛が賛美されていた事も知られている。
私は最近ではアートの理性優先主義に嫌悪を感じるけど、人間が憑依状態で神の声や死者の声を聞けるという事はまったく信じない。人間の脳などは単に物質の反応を司る器官で、だから簡単に狂う。遠くで起こったことを知る能力があるという点は、それと自分の死期とかの予感があることは信じなくはない。しかしこれから起こることなど分かるわけ無いじゃないか。
けれども、一方でこのデルフィへの行路がこの悲劇の要の舞台になっているから、強い日差しと澄み渡る空は、数千年の時を越えてこの行路と物語に共鳴する不思議なリアリティをもたらす。
さて話をもどして、だんだん山道にさしかかりやがてデルフィに到着したかと思ったが、降りる人がほとんどいないので椅子に座っていたら、運転手が「デルフィだよ」と促してくれた。デルフィが終点だと思い込んでいたが、バスはもっと先に行くのである。慌てて降りた。


遺跡と観光客 アテネ人の宝庫


オリンポス神殿 シアター
人影もない土産物屋やレストランの並ぶ商店街を通り抜けてかなり戻って、人に聞いて左手の山腹にある遺跡の入り口を入る。左手に考古学博物館があり、その先にチケット売り場があった。深い山の中の一つの険しい山腹に、デルフィの遺跡が広がっていて、上りながら、宝物庫跡、アポロン神殿、劇場、と写真を撮りながら登っていって最後の頂上に近いところにスタジアムがある。
岩が危険なので登らないようにと言う注意書きが英語でも書いてある。登らないと見えない。けれどもっと先に行くとちゃんとスタジアムの全体が見えて写真にも撮れるのである。戻るときに見たらアジア人の女性がその危ない岩の上に上がろうと試みていたので、もっと先に行けば見えると教えた。やっぱり専用ツアーバスで来た日本人だった。他に目立つ団体客は、先生に引率された小学生たちだった。彼らは劇場だけ見て帰ってしまった。その他はそれほど観光客で混んでいなかった。


スタジアム スフインクス
降りてから考古学博物館を見た。デルフィの遺物はこの博物館に置かれているのである。世界の中心という臍の石も置いてあった。私が興味を持ったのはスフインクスの像だった。キリスト教を国教とするビザンチン帝国によってデルフィの神託所は廃止され、遺跡は荒れるに任されたのか、あるいはその時に破壊されたのか、ここの彫刻もレリーフも完全な姿を止めたものは少ない。
さて気が付いたら4時のバスで戻れる時間だった。で大急ぎで見て息を切らしてバス停に戻った。アテネに向かって道の右側でバスを待ったがなかなか来なかった。うろうろしていたらそっちにいろと案内所の店主に注意された。やっとバスはやってきて、明るいうちにアテネに帰り着いた。
まだ時間があったので、シンタグマの賑やかな通りERMOUに行ったら、ファッショナブルな若い女性たちで賑わっていた。しかし皆体格がよい。多分子供の時からアフロディティとかを見て育っているからか、ギリシャの女性は皆健康的に太っていた。東京とは対照的だ。金曜日だったが、もう一度土曜に行ったら、まったくそういう女性たちの姿はなく、店もかなり閉まっていた。


オリンピアの神々の巨人族(ガイアの子供)との戦い シンタグマのERMOU通り
日影眩のニューヨークアートゴッコ
東京豊洲、窓の外は高層ビル乱立。午後から雪という予報。テレビではそのまんま東宮崎県知事が特産品の宣伝をしていた。下痢して体がだるく食欲なしという妙な風邪?で三日間寝ていた。まもなくニューヨークに帰るのに人にも会えない状態。やっと食欲が戻ってかみさんが特製した砂糖抜きステビア入りのいなり寿司を食べた。
ところで糖尿の人に言いますが、医者が何を言おうと砂糖だけは絶対駄目ですよ。すし飯に入っている砂糖だけでも血糖値が10や20は上がります。日本の食品にはほとんど砂糖が入っている。これははっきり言って糖尿の人には中国の農薬以上の毒です。もっともアメリカだって砂糖の入っていないミルクは無かったけど、最近はハーフアンドハーフといって砂糖がほとんど入っていないミルクが出回ってきた。といっても恐ろしく長持ちするのでほかに何が入っているか分からない。シュガーレスというので安心したら変わりにシュガーアルコールの入っているクッキーを食べてしまった。もっとも私は砂糖さえ取らなければ正常血糖値になる境界域糖尿だ。
話は飛ぶけど日本人は絵を買わない。今では韓国、中国の人が買うので、業界がこぞって外に行く時代だ。日本人というのは心も貧しいんだなーと慨嘆する。ある人が言うように教育が悪かったのだろうか? あるいはアメリカによる財閥解体、農地解放で、アートの伝統的な支持層が失われてしまったからだろうか? 一億総弁当持ち(サラリーマン)にしてしまったのは占領軍だ。アメリカが日本のカルチャーに深い傷を負わせたことは間違いあるまい。とんでもない輩だ。その連中の国に私はまもなく戻るのだが。
ところで糖尿の人に言いますが、医者が何を言おうと砂糖だけは絶対駄目ですよ。すし飯に入っている砂糖だけでも血糖値が10や20は上がります。日本の食品にはほとんど砂糖が入っている。これははっきり言って糖尿の人には中国の農薬以上の毒です。もっともアメリカだって砂糖の入っていないミルクは無かったけど、最近はハーフアンドハーフといって砂糖がほとんど入っていないミルクが出回ってきた。といっても恐ろしく長持ちするのでほかに何が入っているか分からない。シュガーレスというので安心したら変わりにシュガーアルコールの入っているクッキーを食べてしまった。もっとも私は砂糖さえ取らなければ正常血糖値になる境界域糖尿だ。
話は飛ぶけど日本人は絵を買わない。今では韓国、中国の人が買うので、業界がこぞって外に行く時代だ。日本人というのは心も貧しいんだなーと慨嘆する。ある人が言うように教育が悪かったのだろうか? あるいはアメリカによる財閥解体、農地解放で、アートの伝統的な支持層が失われてしまったからだろうか? 一億総弁当持ち(サラリーマン)にしてしまったのは占領軍だ。アメリカが日本のカルチャーに深い傷を負わせたことは間違いあるまい。とんでもない輩だ。その連中の国に私はまもなく戻るのだが。