2017-10

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福島原発危機:リーダーのいない国日本

 ニューヨークタイムズが、「50人のヒーロー作業員」の記事を出して、世界中に賞賛の声があふれた。今も日本の首相は緊張感を持って取り組んでいく、と発言しているが、以前もそう言い続けたはずである。しかし第一線で放射能の危険に直面しながら作業をしている人々を、全くプロテクトする指令さえ出していなかった。危険なのは素人目にも明らかだから、当然防護服の重装備をして危険な原発所内に入っているものと思っていた。ところが普通の靴を履いて入っていて汚染された。しかも下請け会社の作業員である。
 東電が全くどうしようも無い無責任体制の会社だと早いうちに分かっていた。首相が怒鳴ったとか報道されたのはもうかなり前の事だが、緊張感を持って見守っていただけで、何も行動を起こしていなかったのである。全く我が国は指導者というものを持っていないことが、日々明らかになってきている。もっとも大事な第一線に責任を持って目を配る組織と人が抜けていた。そのような状況について、思い巡らしてみると、途方に暮れるばかりである。こんな政府を持った今の日本人の不幸である。日本は今や舵取りのいない、核に汚染されてさまよう難破船である。

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テーマ:東北地方太平洋沖地震 - ジャンル:ニュース

大地震、大津波、福島原発危機-日本崩壊はいま現実に?

 東北太平洋岸の大地震はショックだ。最初は朝、「大地震:DOにいたら いえはぐちゃぐちゃ」という、かみさんのケイタイからのメールで知った。大地震の後の大津波で犠牲者の数はうなぎ登り、救出を待つ人々が残されている状態で、福島原発の原子炉がコントロール不能に陥り、放射能が拡散して、外国人たちが東京からさえ脱出しようとして成田空港に押しかけ、混雑状態というニュースだ。
 こんな中でニューヨークにいる私は、夜中に目が覚めて、インターネットで原子炉の状態がどうなっているか、各紙の報道をチェックしているのだが、東電スポークスマンとか首相を始めとする政府の代表者など、記者会見して発表する記事しか見られず、いらだちを強く感じていた。
 ところが16日にニューヨークタイムズ・ウエブ版がトップ記事で、「トラブル原子炉の最後の守り;50人の日本人ワーカー」という見出しで、現場で、決死で働く東電の労働者たちを記事にして、アメリカ好みの集団ヒーロー物とはいえ、私もやっと今回の恐怖を発散する破壊された原子炉の放射能の拡散を防ぐために働く第一線の人々の様子をうかがい知ることが出来た。

 50人の労働者 2011年3月16日付けニューヨークタイムズ、ウエブ版

 日本の記者たちは雁首を揃えて、公式発表の運び屋しかやっていなかったと言うことになる。直ぐにこの記事を産経新聞が伝えたが、一体日本の報道機関はどうなってしまっているのか? 自身の国で起こった大惨事を第一線に行って直接取材するという発想をもう失っているのか? 
 いちいち顔を売るために現状視察を要求して、邪魔をし、与えられた公式発表しか出来ない首相を持つ国らしく、それこそ大災害の前に人心が頽廃してしまっているのではないか。相変わらず第一線で指揮を取る人の、つまり現場の責任者の顔も、事故の詳細な情報が見えないのと同様、日本の新聞社の報道からは見えてこない。もしかすると責任者が居ないのである。誰も責任を取らないシステムになっている。
 私はニューヨークにいるが、もう帰るべき祖国を間もなく失うのではないかと、非常な不安に襲われている。現地に住んでいる人々の不安はもっともっと深刻であろう。日本の北半分が住むのに十全な環境では無くなる可能性が高い。
 日本の皆様に、途方もない不安を共有する者として、深い同情の気持ちをお伝えします。1日も早く安心が得られるようニューヨークから祈っています。

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