2011-12

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科学技術がプログラミングしていた地上生命の絶滅

 日常生活で、プラスチック製品は、無くてはならないものだ。私もあらゆる食品はそれでラップして冷蔵庫に入れ、ご飯もプラスチック容器に入れて冷凍している。 食品を電子レンジでチンする場合も当然、それが可能なプラスチック容器に入れ、あるいはラップでカバーしている。食品とプラスチックはもう切っても切れないわけであるが、ところが、そのプラスチックから、化学物質が溶け出して食品を汚染しているという。
 その化学物質には,女性ホルモンの生成を促す物資(合成エストロゲン)が含まれているものがあって、地上のあらゆる生物の雌化を進行させていると言うから恐ろしい。それどころか殺虫剤や農薬のせいで、水にも空気にも化学物質が含まれてもはやどうにも出来ないところにまで来ているらしい。
 世界中の大学の研究室が、1990年代に、お互いに知らずに研究を続けてこの恐るべき事実に気が付いた。けれど人間による実験だけは出来ないけれども、男性に異常な女性ホルモンの増加が認められることは広く知られているという。地上の生物は次々と代を重ねつつ、種として存続してきた。その生存が脅かされるようになり、今では毎日100もの種が絶滅して行く (この事実には工業会社の研究所も反論できないだろう)。
 食物連鎖の形が崩れ、食べるものが無くなって死ぬのか、あるいは環境が損なわれて死ぬのか、その原因については、私はよく分からなかった。しかしここではハッキリ、男性(雄)の女性化によって、精子の数が少なくなり(過去50年間に人の精子が半減したという)、次の世代が生まれないことによって、絶滅する形=生殖系異常が示されたのである。

アジの干物  プラスチックにラップされたアジの干物

 最近では女性に関心を持たない男性が増えたということをデータが示している(「交際している異性がいない」男性:61.4%、女性:49.5%、このうち「交際を望まない」 男性:45%、女性:45.7%、2010年調査、18~35才、7000人対象、日経新聞)。独身のまま一生を終わる男女が増えるというデータである。
 日本で少子化が問題となるが、中国などでは人口爆発を押さえるために子供を1人以上産むことは禁じられている。いずれにしても世界的に見れば,科学技術の発達によって、人間は死ななくなり、世界人口は限界にまで膨れあがっている。ところが一方でじわじわと絶滅の時が近づいているのである。人間だけが膨らむことによって、食物連鎖の下位生物群から順に絶滅しつつある。
 粉乳に含まれる化学物質にも、女性化を促進するものがいくつか含まれているが,何とPCBとかダイオキシンまであるという。 私はそう言うものは汚染された泥土にあるものと思っていたが、それではやはり母乳が良いのだろうと思ったら、実は母乳にも同じものが含まれているという。世界中の若いお母さんの母乳にダイオキシンやPCBが含まれているのである。そうしてそれは新生児の体内に移行する。
 ワニではチンチンの小さい異常が多く認められたという。チンチンが親指ほどの白人美男子に出会ったという、ある若い女性の証言は、実は決してまれな事例ではなかったことになる。しかも今後どんどん増えてくるだろう。これは昔の男からすると少し愉快だが(笑)、いや笑い事ではない。一方このエストロゲンに胎内で曝された女の子はガンになるという。
 本棚に、環境ホルモン汚染の恐怖「雌化する自然」(集英社 1998)という本を見つけた。何年も前にブックオフで買って、そのまま本棚に入れてあったのだと思う。人間は種族や国家間で覇権を争うだけでなく、その種族の間でも知恵と力と富の優劣を争う馬鹿な生き物だ。確かに昔に比べれば,科学技術の進歩によって、産業革命の後、「貧、病、老、死」は癒された。先進工業国での話だが、食べられないで苦しむことはなくなり、多くの病から解放され、人は長く生きるようになった。 けれどその科学技術が人類を含めた地上の生命全体の絶滅をプログラミングしていた。

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テーマ:博物学・自然・生き物 - ジャンル:学問・文化・芸術

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