2013-07

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日影 眩マガジン・カバー・シリーズ「ニューズウィーク2003.2.3号-戦争に夢中」-ニューヨークのノー・ウオー展-

 この作品は今では廃刊になってしまったニューズウィーク誌の表紙を絵にしたものだ。当時は写真や活字を絵にすることで活性化すると言う考えで雑誌の表紙を絵にしていた。
 ニューヨークからメトロノース鉄道で1時間半掛かる、ピークスキルの街全体を会場にした地元アーチストも参加する二日間のアート展で、この絵を発表した(2003年9月)。  
 初日土曜日かみさんも一緒に搬入して映画館の廊下での飾り付けに立ち会い、映写されている映像作品を見て、さまざまな店のショウウインドウや民家を会場にした他のアーチストたちの作品を見て回って、街を見物した。
 翌日の日曜日は、ニューヨークから仲間を引き連れた友だちや、アーチストたちも来て、アートショウを見て回り、レストランで食事もして交流したのだが、なぜか会場の映画館は鍵が掛けられて開かず。もう開催時間も終わって、搬出する時になったらようやく映画館には入れて、友だちも辛うじて見ることができた。

Newsweek Hell bent 735pix
Gen Hikage Newsweek 2003.2.3. acrylic on canvas 2003 日影 眩「ニューズウィーク」2003年2月3日号 戦争に夢中 フセインを攻撃することが本当に私たちを安全にするのか?

 キュレーターがその会場にいわばアンチ・ウオー、アンチ・ブッシュの作品を飾り映写したのが原因と思われたけれど、キュレーターもそのことについて一切説明せず、メインの日曜日にはるばるニューヨークから来た人たちや、来ると言っていた画廊主など来たはずのアート関係者にも見せられなかった。
 館主が共和党員だったのではないかと推測をして、アメリカという国の実体を垣間見た気がした。それにしてもアメリカのメディアは表紙を使って反戦の意志を表していたんだなと思う。それが出来たところにアメリカ民主主義の健全さも感じる。戦前の日本ではあり得なかった。
 結局私はこのシリーズの作品を、ニューヨークでは発表できなかった。ただその後数年、イスラム系の画廊と思われる画廊からポリティカルな作品展の案内状が来ていた。関係があったかどうか今となっては分からない。けれど当時今は無くなったその画廊以外、イラク侵攻の時代に、それを批判するような展覧会はニューヨークでは他に開かれなかったと思う。
 このシリーズは2006年に東京のギャルリー・ヴィヴァン個展で一部を発表し、末弟がワールドトレードセンターが炎上する表紙の「ニューヨーク・マガジン誌-9.11」を買ってくれたけれど、大して注目されず、この後、写真を絵に描き変える考えは持続したが、ニューヨークの街を自身で撮った写真を元にするシリーズに転換した。

I could show this painting only on Saturday in September 2003 in Peakskill Project, Two days Group Exhibition at Paramount Theater in Peakskill New York. Next day, Sunday, the possessor of the theater locked the theater doors all day long. I did not know why, but all the art works and a film showed at the theater were describing the antiwar.

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テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

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